コラム
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結婚式ビデオ撮影のコツ
こんにちは。連日秋晴れの気持ちよい天気が続いていますね。
11月は結婚式のハイシーズン!
さて、今回は「ご親族やご友人がもうすぐ結婚式を挙げる!」という方向けに結婚式ビデオ撮影のコツを書いてみたいと思います。
まずは機材について
必要なものは…もちろんビデオカメラになりますが、それ以外であった方がよいものは、三脚です!
ビデオ撮影に慣れていないと手ブレが起きやすく、画面が安定していないと視聴していて疲れてしまいがちです。
結婚式撮影に限ったことではありませんが、ビデオ撮影の基本は「画面は固定、動くのは被写体」です。
予算の許す範囲で構いませんので、ぜひ三脚をご用意いただければと思います。三脚があれば、撮影しながらお食事も楽ちんですよ(笑)
プログラムを理解する
結婚式には、指輪交換やウェディングキス、ケーキ入刀、入退場等ハイライトとなるプログラムが多数あります。
これらがどのように行われるのかを把握しておくことで、よりよい撮影位置から素敵なショットを撮ることができます!
事前にできることとしては、Youtubeなどで色々な結婚式の動画を観て研究すること。特に実際の式場と同じ式場の動画があれば大変参考になりますね。
私も結婚式の撮影依頼があった場合、初めて行く式場はYoutube等で確認し下調べをしておきます。そうすることで入場時にスポットライトが当たるのか、窓が大きくて自然光が入るのかなどを予習しておくことができます。
また、当日に手っ取り早く良い撮影ポジションを確保するためには…スナップカメラマンさんにくっついているのがオススメです!
挙式では基本的に席からの撮影になりますので難しいですが、披露宴なら会場内を自由に動いて構いません。
スナップカメラマンさんは結婚式撮影でどこから撮ったらよいのかを熟知していますので、動きをよく見ていてついていくとベストポジションをGETできますよ!
カメラ操作について
趣味でビデオ撮影をしている方以外は、基本的にカメラ任せのオート撮影になるかと思います。
もちろん、それでもある程度はキチンと撮れるのですが、是非一つ、マスターしてほしい操作があります。
それは「露出補正」!
「露出(ろしゅつ)」というのはカメラ用語で明るさを指す言葉で、露出補正というのはカメラが判断した明るさを、人間が適切に補正することです。
最近のカメラは非常に性能が高いのですが万能ではありません。時として人間が補正してあげないと撮りたいように映らないことがあります。
よくあるのが、
- 逆光環境で被写体が黒くつぶれてしまう
- スポットライトが当たり白トビしてしまう
の2点です。
逆光環境で被写体が黒くつぶれてしまう
日中の結婚式で、ガラス張りの会場の場合によくこの状態になってしまいます。
この場合、カメラが判断した露出では暗すぎますので明るく(プラス方向に)補正をしてください。
スポットライトが当たり白トビしてしまう
入場シーン等で会場全体が暗くなり、強いスポットライトが当たるとこの状態になりやすいです。
この場合は露出が明るすぎますので暗く(マイナス方向に)補正をしてください。
いかがでしたでしょうか?
実際にプロのカメラマンはこれ以外にも様々な状況に対して瞬時に判断し、結婚式の撮影を進めています。
結婚式は「今の、もう一回お願いします!」ということができないイベントです。ちょっとの工夫でもグッと素敵な映像になりますので是非参考にしてみてくださいね。