コラム
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爆速!新発売ジンバルTH-G3ざっくりレビュー
こんにちは。
先日、ついに発売になった国産メーカー初のジンバル・Libec TH-G3を購入しました!
発売直後でまだデモ機が店頭になかったのですが、発売を待っていたこととリーズナブルな価格だったので実機を触らずにポチッといっちゃいました(*´▽`*)
ジンバルメーカーでは中国のDJIが有名ですが、やはり国産品はサポートなどの面で安心感がありますね。
そもそもジンバルって何?
「ジンバル」はスタビライザーとも呼ばれますが、ビデオカメラを手持ち撮影した際の手ブレを極限までキャンセルするための撮影補助機材です。
昔はやじろべえの原理を用いたアナログ式のものが主流でしたが、近年中国メーカーを中心にモーターで各軸を制御する電子式のものが広く流通しています。
ビデオ撮影時にこのジンバルを用いることで、手ブレを押さえた滑らかな動きの映像を撮影することが可能になり、表現の幅がグッと広がるというわけですね。
早速各部チェック!
まずは各部を触ってみましたが、国産メーカーの安心感が随所に感じられます。
このジンバルは多機能ではないのですが、ひとつひとつがきちんと作られているなーという印象です。
デザインも無駄がなく精悍な感じで好印象です(#^^#)
バランス調整をして電源ON!特に音などは鳴らず、静かな起動です。
ところでこのジンバルは最近主流の「スラントデザイン」ではないのです。
スラントデザインとは、2軸目が水平ではなく45度の角度をつけてあるもので、おそらく背面モニタを見やすくするための処置だと思いますが、ジンバルメーカーとしては後発のLibecがあえてスラントデザインを採用しなかったのは…
私はもちろん知る由もありませんが、きっとそのほうがなんかいいハズ!と信じているのであります(笑)
私の使っているEOS 5D markIV は背面モニタが固定式なので、正直この部分に関しては少し不安がありました。
店頭で確認したかったのですが、結果からすると想像していたよりも見にくくなくホッと胸をなでおろしています。
残念な点もアルヨ!
一方、残念な点もいくつか。
EOS 5D markIVはカメラコントロールに対応していない!
なんと!そんな…((+_+))
確かに取説にも対応機種として載っていないのですが、その理由は…USBコネクタの形状!!
EOS 5D markIVはUSBコネクタにMicro USB3.0 Micro-Bを採用しており、これに対応したカメラコントロールケーブルが付属品としてついていないのです!
なんてこった…
てか、古ーい5D markII、5D markIVよりも後発の6D markIIには対応しているのになぜ5D markIVだけ対応していないのでしょうか!?現行機種ですよ?
CanonさんもCanonさんでなぜ5D markIVだけUSBコネクタの形状を変えちゃったんでしょーか?
なんだかすごくモヤモヤしています…
カメラコントロールの機能が使えないということは致命的というほどではありませんが、まさかの落とし穴…orz
5D markIVユーザの方はお気を付けください~。
バッテリーを装着したままで充電できない
これはちょっとしたことなのですが、充電式バッテリーを本体に装着した状態での充電ができません。
都度本体からバッテリー(4本)を取り出し、充電器にセットしなければなりません。
「そんなの面倒がらずにやれよ!」ハイ、仰る通りなのですが、できればそのほうがラクちんだな、ということで。
付属品にACアダプターが同梱されていない
これまたちょっとしたことです、ハイ(笑)。少しでも安く販売するために…というのも理解できます。
でも、充電器とケーブルが同梱されていて、最後のコンセントにつなぐアダプタ部分のみ入ってないっていうのはちょっとナゾでした((+_+))
確かにスマホとか他機器の充電用にもよく使われているのでアダプタ自体はあったのですが、なんか不思議な感じでした。
まとめ
まだまだ購入したばかり、事務所近くのつつじ公園で練習に勤しんでおります。
現場で使うようになって初めて気が付くことも多々あるかと思いますが、現時点では求めやすい価格で基本性能をしっかり押さえた国産ジンバル!と言えそうです。
搭載重量の幅も広いのでカメラを選ばずに使えるのもよいですね(^_-)-☆
あ~早く注文している別売りの片手持ちグリップが届かないかな~(笑)